CEO’S MESSAGE

代表あいさつ

1960年、創業者・木津清郎がドイツから輸入したラッシェルレース機。それが、今につながる当社の礎です。

当時、レース編機は「空気を編む機械」と呼ばれ、レースは高度経済成長や住環境の洋風化などを背景にその需要を伸ばしていきました。今、私がここに立つことができているのも、当社を支えてくれる社員やその家族、取引先のみなさま、地域の人たちのおかげだと感謝しています。

繊維製造業の現場では、数千本の糸を入れる細かな作業、何十kgにもなる反物や糸を運ぶ作業など、身体をハードに使う場面が少なくありません。だからこそ、私は社員に身体をしっかり休めてもらうことを大切にしています。

いわゆる「働き方改革」に早い段階から取り組み、残業や休日出勤をなくしているほか、気兼ねなく有給休暇を取得できるような雰囲気づくりにも努めています。それが社員の気持ちの支えや定着率向上にもつながっているようで、平均年齢は30代後半~40代前半と繊維製造業としては若いことが当社の自慢の一つです。

私たちはさまざまな繊維製品に囲まれながら毎日を暮らしています。繊維の応用範囲は衣服だけではありません。人類の歴史は繊維とともにあり、繊維業は「常に時代の先端を行く産業」であると言っても過言ではないでしょう。

国内の繊維製造業は、従事者の高齢化や後継者不足などの問題から廃業が相次いでいます。そのような中、当社は2015年からの7年間で7台の編機を増設し、2021年には新工場の稼働をスタートさせました。創業100年に向け、たゆまぬ努力で社会のニーズに応える製品を送り出してまいります。

丸共特殊織物のこれからに、どうぞご期待ください。

代表取締役社長 木津 光晴

PHILOSOPHY

企業理念

ともに丸く、永遠(とわ)に。

お取引先、仕入れ先、協力工場のみなさま、当社で働く従業員とそのご家族のみなさま
企業活動に関わる全ての人が、仲よく、共に、幸せになる会社にしていきたい―
「丸共」には、人々の和と輪を重んじた創業者・木津清郎の思いが込められています。

ABOUT

丸共特殊織物株式会社について

丸共特殊織物株式会社は、福井県越前市にあります。
福井県の伝統的な織物である羽二重と、
カーテンや産業資材の材料となるラッシェルレースの二つを軸に、
多様化するニーズに合わせた高品質のテキスタイルを提供しています。

事務所外観
新工場

工場敷地内に立つ事務所棟は、1916年建築の木造下見張り二階建て。重厚な玄関ポーチは、この地方の事務所棟の特徴でもあります。寄せ棟屋根の本棟の両端に特徴(袴越し)があります。(1963年に旧西野製紙所第二工場事務所を旧武生市から移築)

COMPANY PROFILE

会社概要

会社名丸共特殊織物株式会社 
代表取締役木津光晴
所在地〒915-0251 福井県越前市東庄境町43-6-1
電話番号TEL:0778-43-0850
FAX番号FAX:0778-42-0850
創立昭和23年10月
設立昭和33年11月
資本金1500万円
設備フライ式広巾織機 ・レピア式小巾織機・ラッシェル編機 28台
従業員数20名(2022年7月現在)

HISTORY

会社沿革

1948年
木津清郎 織布業創業・羽二重織機を設置
1958年
会社組織に変更
1960年
県内初のレース機を設置(ドイツから)
1969年
資本金を1500万に増資
2015年
レース第2工場完成
2021年
レース第3工場完成

ACCESS

アクセス

  • 所在地
    福井県越前市東庄境町43-6-1
  • お車でお越しの場合
    北陸自動車道 鯖江ICより約10分 武生ICより約15分
    当社の事務所正面側が入口となっております。
    事務所前の駐車場に停めて頂けます。
  • 電車でお越しの場合
    JR鯖江駅よりタクシーで約15分 JR武生駅よりタクシーで約20分
    北陸新幹線 越前たけふ駅(2024年開業予定)よりタクシーで約15分
  • 営業時間
    平日8:00〜17:00 / 土日定休 祝日は不定休となります。