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製品・サービス

福井県の伝統的な織物である羽二重と、カーテンや産業資材の材料となるラッシェルレースの二つを軸に、多様化するニーズに合わせた高品質のテキスタイルを提供しています。

ラッシェルレース部門

当社のラッシェルレースは、糸を縦に編み上げていく経編機の一種、シングルラッシェルレース機にて生産しています。同じ経編であるトリコットよりも、筬の枚数も多く多様な柄を表現でき、美しいレース生地を生産できます。粗いゲージで編んだ産業資材用途のメッシュ生地やネット生地、密度のあるゲージで編んだ薄手のカーテンレース等、組織の組み合わせ・使用する糸の組み合わせにより、様々な風合いの生地に仕上がります。

得意とする生地

・機能性カーテンレース(遮熱・遮像・その他)
・資材向け各種メッシュ生地(車輛資材・住宅資材・生活資材)

担当責任者からのコメント

代表取締役 副社長 木津聖博

当社では、長年培ってきたシングルラッシェル機でのノウハウを生かした生地の他、新たな生地の提案・開発、お客様からの試作依頼を主な業務としています。

近年導入を進めているコンピューター柄出し機構を備えた編機による、迅速な柄の変更・修正にも対応。生地の生産・検反まで高品質のモノづくりを目指してお客様の様々なニーズにお応えします。

羽二重織物部門

正絹羽二重は、経糸(たていと)にも緯糸(よこいと)にも絹糸を用いた、大変高価な織物です。当社では、主に着物の裏地である胴裏用の正絹羽二重を生産しております。ここ北陸地方の湿潤な気候は、水で濡らした緯糸で織り上げる伝統的技法「ぬれよこ」に適した地域とされています。当社の羽二重は、最高級ブラジル糸や厳選された中国糸を使用し、この伝統的技法「ぬれよこ」で織っております。

朽飯八幡神社



当社から北東に1kmの場所には朽飯(くだし)八幡神社があります。この神社には、約1500年前に百済からこの地に渡り、織物の技術を伝えた姫様が祀られています。

はたおりのメッカと呼んでもよいこの地域には、かつては、はたおりを家業とする機屋(はたや)が数多く存在しました。

担当責任者からのコメント

専務取締役 木津貴章

当社では、非常に手間のかかる「ぬれよこ」という伝統的手法にて、高価な絹糸を用い、正絹羽二重を生産してまいりました。外注先、仕入先そして得意先の皆様をはじめ、社員の長きにわたる取り組みと努力の結果、今日まで続けて来れたこと、大変感謝申し上げます。

日本の中心で、世界をつなぎ織りあげる正絹羽二重の生産に、今後も取り組んでまいります。引き続き御支援賜りますよう、お願い申し上げます。

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